ビル管理や設備管理(以下、ビルメンと書きます)へ転職したいという方が増えてきました。
今後の社会は間違いなく「AI」による自動化が行われ、働ける職が減ってしまうことが懸念されています。
そんな中でもビルメンは、電気設備や空調設備を自動制御する装置などの管理を行います。
もし設備がAI制御となっても、設備の劣化修繕や故障の修理まではできません。
AIが故障診断して、ビルメンが保全・修理等をするという流れです。
つまり、職は無くならない職業となっているため人気があります。
また、「暇そう」という方もいらっしゃいます。
実際には暇な会社もありますが、暇でない会社もありますので、そちらも解説させていただきます。
この記事では私が「半導体の設計・開発」から「ビルメン」へ転職した経験をもとに、どのようにすれば転職できるのかをご紹介させていただきます。
設備管理員(ビルメン)ってどんな仕事してるの?
ビルメンの仕事内容については、↓こちらの記事で解説させていただきましたので、ご確認いただければ幸いです。
>>>ビル設備管理・施設管理・ビルメンテナンスってどんな仕事内容なの?
【転職】設備管理員(ビルメン)になれる人材
どんな経験をしてきてで、どんな知識を持っている人をビルメン会社が雇いたいかという話ですが、正直どなたでもなることができます。
独立系の会社はとにかく人材優先なことが多いので、無資格でも転職可能な場合が多いです。
しかし、系列系ビルメンはある程度の資格を所有していないと転職は難しいでしょう。
とはいうものの、無資格・未経験者でも入社している方も多々いますので、チャンスはあります。
独立系で経験を積んで、系列系へ転職とステップアップする方も多いです。
【独立系】と【系列系】については、↓こちらで解説していますので興味がある方はご確認ください。
>>>ビル管理(ビルメン)会社の【独立系】と【系列系】の給料や業務の違い
現在ビルメンで年収をあげたいという方向けに記事を書いています。
興味ある方は、↓こちらをご覧ください
>>>ビル設備管理員(ビルメン)で年収を上げるために資格取得は必要ない!
資格を持っていればビルメンへの転職は有利になりますが、免許取得には時期なども関係してくるのであくまで下記は目安としてください。
ビルメン4点セット
できれば、基本的にビルメン4点セットは欲しいところです。
ビルメン4点セットについては、↓こちらの記事で解説していますので、お時間あるときにでもご覧いただければうれしいです。
>>>ビルメン4点セットとは?取得のすすめ「難易度や取得のおすすめ順も教えます」
第二種電気工事士
最低でも「第二種電気工事士」は取得しておくことが望ましいです。
第二種電気工事士については、こちら↓の記事で解説させていただきましたので、お時間あるときにでもご確認ください。
>>>電気工事士免状を取得する為の勉強方法とオススメ参考書│技能試験練習方法
消防設備士
警備系列のビルメン会社は「消防設備士」を重視している会社もあります。
消防設備士は持っておいて損はない資格なので取得をおすすめします。
消防設備士については、こちら↓の記事で解説させていただきましたので、お時間あるときにでもご確認ください。
ビルメン三種の神器
30歳を超えるとビルメン三種の神器は最低一つ欲しいところです。
ビルメン三種の神器については、こちら↓の記事で解説させていただきましたので、お時間あるときにでもご確認ください。
>>>ビルメン三種の神器とは?取得のすすめ「難易度や取得のおすすめ順も教えます」
建築物衛生環境技術者
経験者の方は、ビルメン三種の神器の中でも建築物衛生環境技術者は取得しておくと無難です。
建築物衛生環境技術者については、こちら↓の記事で解説させていただきましたので、お時間あるときにでもご確認ください。
>>>建築物衛生環境技術者免状(ビル管)取得する為の勉強方法とオススメ参考書
第一種冷凍機械責任者
「第一種冷凍機械責任者」の資格もあると、知識があると判断されて転職には有利です。
第一種冷凍機械責任者については、こちら↓の記事で解説させていただきましたので、お時間あるときにでもご確認ください。
>>>第一種冷凍機械責任者を取得しよう!勉強方法とおすすめ参考書
【新卒】【第二新卒】設備管理員(ビルメン)になれる人材
新卒や第二新卒の採用は大体の企業が毎年募集しています。
資格を所有している方や、実務経歴で資格取得可能な方が有利となりますが、最終的には内面をみて採用しています。
そこは他の企業と変わりありませんので、通常どおりしっかりとした対策をしていただければ問題ありません。
設備管理(ビルメン)会社への転職方法
ビルメン会社へ転職するには、基本的に4パターンの方法があります。
- 転職サイトへ登録する
- 転職コンサルタントサイトへ登録する
- 会社のHPから応募する
- 知人からの紹介してもらう
私は手あたりしだいに転職サイトと、転職コンサルタントサイトへ複数登録を行いました。
知人のビルメン会社(保険会社系列)が募集してなかったからですが・・・
複数登録し、最終的に気に入ったところを2~3サイトへ絞り込みを行いました。
転職サイトへ登録する
転職サイトへ登録し、掲示板などから自分で企業を探し、気に入ったところへ応募します。
仲介手数料も安いため採用しやすいようです。(採用課談)
有名企業サイトの場合、競争率も激しいです。
以下のサイトへの登録がおすすめです(最初から最後まで全て無料でできます)
株式会社リクルートキャリア【リクナビNEXT】
圧倒的な求人数で、地域・職種問わずあらゆる転職者にマッチする求人を探すことができます。
ここにしかない求人が非常に多いため、他のサービスとの併用もオススメできます。
<こんな人にオススメ>
・どの転職サイトを使うか迷っている
・すでに転職活動を進めている
・転職を考えているが、何から始めたら良いかわからない
・初めての転職で、どのように始めるのがベーシックなのかわからない
②スカウト登録することで、企業や転職エージェントから直接オファーが届く!
職務経歴や希望条件を登録しておくだけで、企業側からのアプローチを受けることが可能です。
今は未だ転職意向が低いユーザーにとっても、自分の可能性を広げる機会として活用していただけます。
<こんな人にオススメ>
・自分のスキルを活かせる職場に行きたい
・良い企業からアプローチがあれば転職を考えてもいい
・いろいろな仕事を知って視野を広げたい
③グッドポイント診断で、自分の強みを分析!
人にはそれぞれ強みがありますが、自分では客観的に把握しづらいものです。
会員登録することで受診できるグッドポイント診断は、リクルートキャリアが持つ独自のノウハウを活かして開発した本格診断サービス。
診断に答えることで強みが見え、診断結果は自己分析にも活用できます。
<こんな人にオススメ>
・自分の強みがうまく語れない
・転職意向はないが、診断には興味がある
・日頃の仕事の中で自信が持てなくなってきている
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基本的な学校名や企業名は記入して頂くものの、ほとんどが選択式で選べて、ユーザー負担が全くなく登録が可能です。
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どんな人が、どんな仕事に転職できたかがわかる。
●職種別、年齢別、学歴別の転職ビフォー・アフターをすべて公開。
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転職コンサルタントサイトへ登録する
転職人材紹介サイトへ登録し、コンサルタントと電話や対面で面談し、自分の希望する企業を紹介してもらいます。
仲介手数料が高い分、採用者は慎重に審査するため採用率は低いです。
しかし、内定が決まると辞めさせたくない為か、条件等が良く、入社後の対応も良いです。
有名どころのサイトですと、一人のコンサルタントが何十人も担当しており、個人への対応があまりよくありません。
業界専門のコンサルタントや、年齢層などの的を絞っているサイトなどがオススメです。
以下のサイトへの登録がおすすめです(最初から最後まで全て無料でできます)
コンサルタント会社の場合、転職後も連絡をくれたりするので、不安なことがあればいつでも相談可能です。
株式会社ネオキャリア【第二新卒エージェントneo】
◆サービスの特長
●1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
●企業担当による面談対策。
●幅広い求人のご紹介。
●内定後はもちろん、入社後もサポート。
●ブラック企業を除外、優良企業のみのご紹介で安心して就活。
● 不採用通知の内容が分かるからすぐに改善が出来る!
● スタッフは全員第二新卒。
●豊富な経験を持つのキャリアアドバイザーがあなたの将来像や希望、適正を踏まえて求人をご紹介。
●履歴書の添削はもちろん、一緒に職務経歴書の作成も行います。
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パーソルキャリア株式会社【DODA】
■サービスの特徴
1)希望にあった求人のご紹介
DODAが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。
自分では見つけられなかった求人もエージェントサービスに登録することで見つけることができます。
2)転職のプロたちによる「転職活動サポート」
転職のプロが企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整など内定までをトータルサポートいたします。また、必要に応じてキャリアカウンセリングを実施することもあります。
分からないことを転職のプロに相談できるため、転職活動が不安な方でも安心して転職活動を進めることができます。
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株式会社メイテックネクスト【メイテックネクスト】
技術知識や業界情報に精通したコンサルタントが転職のお手伝いをしてくれます。
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メイテックネクストでは、年齢は20代、30代、地域では関東一都5県、と中部・関西の一部の求人が多い状況です。
それ以外の条件をご希望の場合、紹介が難しい場合があります。
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・第二新卒専門のキャリアコーディネーターが 求職者とカウンセリングし一人一人に合った企業をご紹介
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会社のHPから応募する
どうしても入りたい会社がある場合、その会社のHPの募集ページから申し込みを行います。
採用率は仲介手数料等が無い分、採用しやすいです。
この採用はなぜか離職率も高いみたいです。
知人からの紹介してもらう
行きたい会社に友人がいる場合、人事へ紹介してもらう方法です。
紹介した社員にマージンが少々入るくらいなので、手数料も安く採用確率は高いです。
設備管理(ビルメン)会社への就職方法
基本的に転職方法と同じです。
- 学校紹介から応募する
- 就職サイトへ登録する
- 就職エージェントへ登録する
- 会社のHPから応募する
- 知人からの紹介してもらう
ちなみに学校からの紹介が一番内定率が高いです。
学校紹介から応募する
就活時期になると、各学校へ会社の採用担当者が応募依頼の提案をしに行きます。
学校のロビーや就職支援課などに掲示されていると思います。
学校によって応募方法や条件が異なるので、担当の職員へ相談してみましょう。
ただし、すぐに推薦状持ってきてという会社は信用できないので、あまりオススメはしません。
早く内定が欲しいのは分かりますが、推薦状なしで内定がもらえるように努力することをオススメします。
就職サイトへ登録する
就職サイトへ登録し、掲示板から自分で企業を探し、気に入ったところへ応募します。
仲介手数料も安いため採用しやすいです。
色々な就活サイトがありますがの以下のサイトへの登録も参考になりおすすめです(無料でできます)
株式会社DYM【就活ノート】
- 就活生が感じるリアルな就活情報の提供
- 1000社を超える企業の通過ES実例
- 就活の情報が網羅された就活特集記事
- 先輩がまとめたリアルな選考情報
- いざという時のための就活の心得・マナー
- 業界で活躍されている就活のプロが語るコーナー
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株式会社Roots【JobSpring】
- 学生のキャリアに着目した紹介企業や非公開求人が約1000件
- エージェントが入社後のキャリアプランまで考えて紹介
- JobSpringでは平均3~4社の紹介となり、学生に合う企業のみを紹介
- 内定率の高さと早期離職の少なさが強み
- エージェントのサポートにより、内定獲得の支援を受けることができ、 万一不合格となった場合も不合格理由から他社選考への戦略を一緒に練ってくれます。
- 内定率は91.7% 、活躍できる企業の紹介をするため早期離職※は0.1%となっています。 ※早期離職とは3年以内に離職することを指します。
※登録後は03-6261-5989より電話があります
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就職コンサルタントサイトへ登録する
就職コンサルタント(人材紹介)サイトへ登録し、コンサルタントと電話や対面で面談し、自分の希望する企業を紹介してもらいます。
仲介手数料が高い分、採用者は慎重に審査するため採用率は低いです。
しかし、内定が決まると辞めさせたくない為か、条件等が良く、対応も良いです。
ただし、新卒の場合はコンサルタントで行うより、今後のためにも自分の足で色々な企業を探すことをおすすめします。
会社のHPから応募する
どうしても入りたい会社がある場合、その会社のHPの募集ページから申し込みを行います。
採用率は仲介手数料等が無い分内定率も良いです。
知人からの紹介してもらう
行きたい会社に先輩や友人がいる場合、人事へ紹介してもらう方法です。
紹介した社員にマージンが少々入るくらいなので、手数料も安く採用確率は高いです。(採用課談)
まとめ
こちらの記事では
- 設備管理員(ビルメン)ってどんな仕事してるの?
- 【転職】設備管理員(ビルメン)になれる人材
- 【新卒】【第二新卒】設備管理員(ビルメン)になれる人材
- 設備管理(ビルメン)会社への転職方法
- 設備管理(ビルメン)会社への就職方法
について書かせていただきました。
ビルメンは一見楽そうな仕事ですが、正直しんどいことも多いです。
安易に転職等すると痛い目を見る可能性もあります。
最高の職場になることも大いにあります。
転職の場合は、とりあえず沢山の人材紹介サービスを活用してみることをオススメします。
この記事でご紹介しているサイト以外にも多くのサイトがあります。
無理のないように活動してください。
何回か経験を積むと何が良くて、何が悪いかが分かってきます。
まずは経験しながら転職活動されるのも良いです。
退職についてお悩みがある場合は、退職代行サービスというものがあります。
退職代行サービスについては、↓こちらで紹介させていただきましたので、退職についてお悩みの方はご確認ください。
>>>退職代行サービスを依頼するメリットとデメリットを解説│各業者ごとのサービスや費用を比較
一人でも多くの方の参考になれば幸いです。
では、ぶちキリンでした。
私のプロフィールは、↓こちらに記載していますので興味がありましたらご確認ください。
>>>メッセージ&プロフィール ブログを始めた理由と保有資格
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