皆さんはスキューバーダイビングやったことありますか?
大体の方はないのではないでしょうか?
私の周りでも「体験ダイビングくらいなら」とか「水が苦手」という方がほとんどで、体験ダイビング経験者も1割程度です。
スキューバーダイビングを始めれば、非現実世界の中で日常を忘れさせてくれる景色に沢山出会うことができます。
また、重たい器材を扱うので運動不足にも最適です(笑)
仲間も増えて楽しいことだらけですので、ぜひこの記事を読んでスキューバーダイビングについて少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
この記事では、少しでもダイビング仲間が増えて欲しいなという思いで、スキューバーダイビングの簡単な概要や指導団体のライセンスについて書かせていただきます。
スキューバーダイビングを始めてみよう!指導団体やライセンスの種類を紹介
まず初めにスキューバーダイビングでは資格と呼ぶと一部怒る方もいらっしゃいます。
正確にはCカード、一般的にはダイビングライセンスと呼びます。
Cカードは【Certification-card】の意味で技能認定証のことです。
スキューバダイビングをするために所持することが法律で決まっていないので、正式名称としてはCカードという名前になります。
スキューバーダイビングには基本的に
- 体験ダイビング
- レクリエーショナルダイビング(ファンダイビング)
- テクニカルダイビング
- マーシャルダイビング
があります。
体験ダイビングは基本的にプロの資格を保有している方がいれば、体験者にライセンスは必要ありません。
体験ダイビングについては、↓こちらで詳しく説明させていただきましたので、お時間あるときにでも見ていただけたら幸いです。
>>>体験ダイビングってどんなことするの?注意点・持ち物・マナーを解説!
体験ダイビング以外のスキューバーダイビングでは、Cカードが必要となります。
Cカード(ダイビングライセンス)の種類│指導団体を紹介
Cカード(ダイビングライセンス)はダイビングの指導団体から発行されます。
指導団体は日本だけでも30~40団体あります。
それだと、どこの団体に入ればいいのかわからない方もいると思います。
「正直その指導団体のCカードは受け付けません!」となることは少ないです。
日本では大体のダイビングショップは
- PADI(パディ)
- NAUI(ナウイ)
- SSI(エスエスアイ)
- CMAS(クマス)
- BSAC(ビーエスエーシー)
のどれかになります。
指導団体に迷ったら上記のどれかを取得すれば問題ありません。
ちなみに私は【PADI】で取得しました。
Cカードのランク│ライセンスの種類を紹介
各団体のCカードには、それぞれランクがあります。
指導団体によって呼び方は変わってきますが、大体ランクはどこも同じような感じです。
ここでは私の保有しているPADIのランクについて書かせていただきます。
まずCカードのランクですが、
- オープン・ウォーター・ダイバー
- アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー
- レスキュー・ダイバー
- マスター・スクーバ・ダイバー
下記はプロコース
- ダイブマスター
- アシスタント・インストラクター
- スクーバ・インストラクター(ここにもランクがあります)
があります。
※他にもテクニカル・ダイバー等いろいろあります。
スキューバーダイビングを始めようとする方は最初にオープン・ウォーター・ダイバー(OWD)を受講することになります。
オープン・ウォーター・ダイバー(OWD)
オープンウォーター・ダイバー講習は、ダイビングを安全に楽しむために必要な知識とスキルを身につけるコースです。
講習は基本的に3つのステップで成り立っています。
学科講習:1日間
学科講習は、ダイビングに必要な知識を身につけていきます。
陸上との環境の違いや身につけるべきスキル、危険性などについて学びます。
限定水域講習:1日間
限定水域講習では、ダイビングで必要なスキルを波や流れのない穏やかな環境で身につけていきます。
器材のセッティングや操作方法から始め足のつく限定された水域で呼吸確認をします。
海洋講習:2日間
海洋講習は限定水域講習で覚えたスキルを、水深5m以上の実際の海で実践していきます。
ダイバーとして必要なベースを完成させるためにスキルや、安全ルールを実際に行いながら身につけます。
無事に終了し、Cカードを手に入れると晴れてダイバーデビューになります。
正直なところこのオープン・ウォーター・ダイバーのCカードだけあれば大体の海は楽しめます。
料金相場は大体3万円~5万くらいが妥当です。
※レンタル器材代別(約3千円~1万円くらい)が相場です。
冬場になるとレンタル器材代が高くなるので、講習費用が安くなったりします。
ダイビングのお金事情については、↓こちらで突っ込んだ記事を書かせていただきましたので、興味ありましたらご確認ください。
>>>スキューバーダイビングっていくらかかるの?お金事情を解説します!
一定のスキルを求める場所ではもう一ランク上のアドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーのライセンスが必要となります。
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOW)
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバー講習は、オープン・ウォーター・ダイバーまたは同等の他団体Cカード取得者が受講できる講習です。
オープン・ウォーター・ダイバー・コースで学んで身につけたスキルをベースに、異なる環境や道具を使いこなし、ダイビングの幅を広げていきます。
また、オープン・ウォーター・ダイバーは最大水深18mまでしか潜れませんが、アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーになれば、最大水深30mまで潜ることができるのです。
沈船や深場に生息する生物を見たいという方にとっては、より深く潜れることはかなりのアドバンテージとなります。
認定に必要な講習は5つです。
- ディープダイブ
- 水中ナビゲーション
- 3種類の選択ダイブ(約30種類のSPから選択)
すべて海洋講習になります。
アドヴァンスド・オープン・ウォーター・ダイバーまで取得できれば、あとは興味が出てきたらレスキューダイバーなどへステップアップしていけばよいかと思います。
料金相場は大体3万円~5万くらいが妥当です。
※レンタル器材代別(約3千円~1万円くらい)になります。
冬場になるとレンタル器材代が高くなるので、講習費用が安くなったりします。
冬場にダイビングなんてできるの?なんて思った方は、↓こちらをご確認いただけたら納得できるかと思いますので、お時間あるときにでもご確認ください。
体験ダイビングでは見られない景色│スキューバーダイビングを始めてみよう!
体験ダイビングだけじゃダメなの?
と思う方も大勢いらっしゃるかと思います。
もちろん体験ダイビングだけでも問題ないです。
しかし体験ダイビングでは最大水深12mまでしか楽しむことができません。
もちろん水深12mでも美しい景色を見ることもできます。
沖縄なんかではサンゴ礁も綺麗に見れるでしょう。
こちらの写真は沖縄で撮影した水深12mくらいの景色です。
とてもキレイです。
でもライセンスを取れば体験ダイビングでは見られない景色も見れます。
イルカやサメなどと遊ぶこともできるんです。
『水中からの光景色』や『海底洞窟』など、見たことのないような景色を見ることができます。
ぜひライセンスの取得をお勧めします。
更新料とかはかかりませんので、永久的に使用できます。
ただしブランク(6ヵ月~1年)が開いた場合はリフレッシュ講習(1万前後)が必要な場合がほとんどです。
スキューバーダイビングは様々なエリアで潜ることができます。
↓こちらの記事で解説していますので、興味ある方はご確認ください。
>>>日本の珍しいスキューバーダイビングスポットを紹介!こんな場所でも潜れるんです!!
まとめ│スキューバーダイビングを始めてみよう!指導団体やライセンスの種類を紹介
この記事では
- スキューバーダイビングは資格が必要?
- Cカード(ダイビングライセンス)の種類は?
- Cカードのランクってなに?
- 体験ダイビングでは見られない景色
について簡単にお話しさせていただきました。
他にも質問などあればコメント等していただければお答えしたいと思います。
ライセンス講習は地元のショップで受けるのもよいですが、旅行サイトなどでも沢山見かけることができます。
旅行と合わせて取得されるのもよいかと思います。※私は旅行での取得はお勧めしません。
ダイビングショップはどうやって選べばいいのかについては、↓こちらで解説させていただきましたので、興味がある方はご確認いただければと思います。
>>>スキューバーダイビングはボッタくりが多い?ライセンス取得でのダイビングショップの選び方を教えます!!
もちろん体験ダイビングでもかまいません。体験ダイビングについては、こちらで詳しく説明させていただきましたので、ご覧いただけるとうれしいです。
>>>体験ダイビングってどんなことするの?注意点・持ち物・マナーを解説!
かなずちでダイビングしてみたいけど不安な方もいらっしゃるかと思います。
そんな方は、↓こちらでかなづちの方用に記事を書かせていただきましたので、ご確認いただけたら嬉しいです。
>>>かなづちはスキューバーダイビングできないの?泳げなくてもダイビングはできます!
私のプロフィール(保有資格等)は、↓こちらに記載していますので興味がありましたらご確認ください。
>>>メッセージ&プロフィール ブログを始めた理由と保有資格
少しでも多くのダイビング仲間が増えてくれると嬉しいです。
では、ぶちキリンでした。
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