残圧計、水深計、コンパスの3つを合わせて「ゲージ」と呼ぶことが多いです。
最近ではダイブコンピュータで水深が表示されるため、残圧計とコンパスの2つをコンソールパックに入れたものや、残圧計のみのゲージもあります。
そのため最近では基本的には
- 3ゲージタイプ(残圧計、水深計、コンパス)
- 2ゲージタイプ(残圧計、コンパス)
- 1ゲージタイプ(残圧計)
と言われています。
ダイブコンピューターに残圧を表示するためのものもあって、ゲージそのものを不要とする場合もあります。
ただし、デジタルのものはバッテリー切れのリスクもあるので、アナログゲージがおすすめです。
私は以前、ダイブコンピューターと一体型ゲージを使用していましたが、ダイビング中に電池が切れて、残圧も深度もなにも分からなくなり死を覚悟したことが一度だけあります。
ダイビング器材購入しようとしても、どんな商品があるのか、どのように選べばいいのか、メーカーによる違いなどは判らないと思います。
この記事ではどのような商品があるのか、メーカー別にご紹介できればと思います。
ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)の選び方
ゲージは「レギュレーター&オクトパスと同じメーカー」を買いましょう。
ゲージは基本、レギュレータのファーストステージへ接続します。
別メーカーでも問題はありませんが、同じメーカーの方が相性(正確値を指示)はいいです。
ゲージのテストは、同じメーカーのファーストステージを使用して行ってます。
また、オーバーホールもレギュレーター&オクトパスと同じメーカーなら値段が安くなる可能性が高いです。
ゲージはダイビングを安全に行うための情報を得るために、かかすことが出来ない器材になります。
水中でマスク越しに確認しますので、視認性のよさを基準に選ぶと使いやすいです。
- ダイコン持ってるからコンパスと深度計は要らない!
- ダイコン持ってるけど、アナログで持っておきたいから全部ついてるやつが欲しい!
- ダイコン持ってるけど、コンパスはアナログで持っておきたい!
などは個人の好みになります。
ゲージを全てデジタルにすることだけはオススメしません。
最悪、残圧計だけはアナログにしましょう。
有名メーカーのものですと、初期不良を除けばどれも性能や耐久性に問題ないです。
ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)のメーカーはどんな会社がある?
ゲージを販売しているメーカーは多くありますが、日本で主要なメーカーをまとめた記事を作成しました。
各メーカーのHP文章とホームページURLを記載していますので、気になるメーカーがありましたらご覧ください。
>>>スキューバーダイビング/器材メーカーホームページ一覧(リンク集)
ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)のメーカーはどこがいいの?
上記でも説明させていただきましたが、ゲージはレギュレーター&オクトパスと同じメーカーを選択しましょう。
メーカーによる良し悪しは特にありません。
TUSA(ツサ)
TUSAの特徴として
- 残圧計は高精度のスパイラルブルドン管方式
- 水深計はダイヤフラム方式
- コンパスは磁針がなめらかに北を指すオイルフィルドタイプ
を採用しています。
- 3ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)
- 2ゲージ(残圧計・コンパス)
- 2ゲージ(残圧計・深度計)
- 1ゲージ(残圧計)
- 1ゲージ(リストタイプのコンパス)
を販売しています。
SAS(エス・エー・エス)
SASの特徴として
- 残圧計は耐久性に優れたベリリウム合金を使用したブルドン管式圧力計
- 水深計は銅ベリリウム合金を使用したブルトン管式
- コンパスは高性能なアルニコ磁気体
を採用しています。
- 3ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)
- 2ゲージ(残圧計・コンパス)
を販売しています。
AQUA LUNG(アクアラング)
AQUA LUNGの特徴として
- 残圧計は衝撃に強いブルドン管式
- 水深計は暗い場所でも見やすい蓄光盤面
- コンパスは暗い場所でも見やすい蓄光盤面
を採用しています。
- 3ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)
- 2ゲージ(残圧計・コンパス)
- 2ゲージ(残圧計・深度計)
- 1ゲージ(残圧計)
- 1ゲージ(リストタイプのコンパス)
- 1ゲージ(ホースマウントタイプのコンパス)
を販売しています。
また、ダイビングコンピューターへホースレスで現在の残圧を表示させる、デジタル式も販売しています。
Apeks(エイペックス)
Apeksの特徴として
- ゲージ本体ケースは頑丈な真鍮素材ニッケルメッキ仕上げ
- ゲージ盤面レンズは砕けにくく耐衝撃ポリカーボネート
- ハウジングケースはゲージ本体や高圧ホースの接続部を不意の衝撃から守る特殊デザイン
- さまざまな場所に取付けやすい大型ループ付き
- 残圧計本体裏側に安全弁付きで、不意にゲージ内圧が上がった場合のレンズ破裂を防止
- 視界の悪い環境ではっきり読み取れる、長時間持続タイプの蓄光盤面
- サイド2ヶ所がループ形状で、取付に便利なハウジング
- コンパクトながら視認性高いデザイン。水深計は30mまでを広い目盛で読みやすく、最大で70mまでを表示
- 水深計にダイビングごとの最大水深が分かる置針付で簡単にリセット可能
- ラチェットタイプのコンパスベゼルは外れにくく、厚手のグローブをしたままでも簡単に操作可能、方位や数値は読み易く大きな文字を採用
- 盤面は視界の悪い環境でもはっきり読み取れる蓄光タイプ
- 空気専用
があげられます。
- 3ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)
- 2ゲージ(残圧計・コンパス)
- 2ゲージ(残圧計・深度計)
- 1ゲージ(残圧計)
を販売しています。
mares(マレス)
maresの特徴として
- 使い勝手のよい全方位ホルダー付
- 水中での視認性を高めた新型パネル
- 衝撃から計器を守る肉厚のプロテクター
があげられます。
- 3ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)
- 2ゲージ(残圧計・コンパス)
- 1ゲージ(残圧計)
- 1ゲージ(リストタイプのコンパス)
- 1ゲージ(ハンディータイプのコンパス)
を販売しています。
Bism(ビーイズム)
Bismの特徴として
- ターゲットを捕らえやすい角度調整機能
- 長く凸型にとられた基線により安定した方向性を確保
- コンパスカプセルの熱変形を緩和するコンパスダイヤフラム構造を採用
- 種類が豊富
があげられます。
- 2ゲージ(残圧計・コンパス)
- 1ゲージ(残圧計)
- 1ゲージ(スティック型残圧計)
- 1ゲージ(リストタイプのコンパス)
- 1ゲージ(ハンディータイプのコンパス)
を販売しています。
SCUBAPRO(スキューバプロ)
SCUBAPROの特徴として
- コンパクトなプラスチックケースの残圧計
- リニアブルドンチューブ設計のオイル充填アナログ水深計
- オイル充填コンパス
があげられます。
- 3ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)
- 2ゲージ(残圧計・深度計)
- 1ゲージ(残圧計)
- 1ゲージ(リストタイプの深度計)
- 1ゲージ(リストタイプのコンパス)
を販売しています。
apollo(アポロスポーツ)
apolloの特徴として
- 残圧警告機能付き
- 日本製特殊蓄光剤を配合した目盛板
- 傾いても正確な方位を示す、ac-40を装備
があげられます。
- 3ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)
- 2ゲージ(残圧計・コンパス)
- 2ゲージ(残圧計・深度計)
- 1ゲージ(残圧計)
- 1ゲージ(リストタイプの深度計)
- 1ゲージ(リストタイプのコンパス)
を販売しています。
Cressi(クレッシーサブ)
Cressiの特徴として
- コンパスの材質はテクノポリマー、発光顔、回転ベル
- 水深計ケースの材質がクロムメッキ真鍮
- 残圧計の材質はクロムメッキ真鍮
があげられます。
- 3ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)
- 2ゲージ(残圧計・コンパス)
- 1ゲージ(残圧計)
を販売しています。
DIVEWAYS(ダイブウェイズ)
- 1ゲージ(残圧計)
を販売しています。
※情報がありませんでした。
SUUNTO(スント)
Cressiの特徴として
- タンク残圧情報を提供するエアーインテグレーション
- 傾斜補正機能を搭載した3Dデジタルコンパス
- 視認性に優れたマトリクスディスプレイと4つボタンによる使いやすい設計
- 3つのモード(エアー、ナイトロックス、ゲージ)
- 2パターンのガス切替え
- スントRGBMによる減圧情報の提供
- 内蔵のダイブシミュレーターとダイブプランナー
- スントDM5によるデータ管理
があげられます。
- ゲージ型ダイブコンピューター
を販売しています。
※オススメはしません。
まとめ
この記事では
- ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)の選び方
- ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)のメーカーはどんな会社がある?
- ゲージ(残圧計・コンパス・深度計)のメーカーはどこがいいの?
について書かせていただきました。
どのタイプのゲージを選ぶかは、スタイルによって変わってきます。
新しいダイビングコンピュータを所有しているなら、深度計はいらないと思います。
ただし、メーカはレギュレータ&オクトパスと同じにしましょう!
一人でも多くの方の参考になれば幸いです。
では、ぶちキリンでした。
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